甲状腺は首の真ん中、のど仏のすぐ下にあります。重さ15~20g、大きさが4~5cmほどの臓器です。蝶々が羽を広げたような形をしていて、気管に張り付いています。女性の方が男性より大きく、高い位置にあります。生きていくのにとても大切なホルモンを作り、分泌する臓器です。
甲状腺ホルモンの異常による病気は、全身に様々な辛い症状が現れ、どこが悪いのか判らず 「常に調子が悪い状態」になります。検査は、「血液検査(甲状腺ホルモンの量や特殊な抗体の存在を調べる)」と 「超音波検査(甲状腺の形や大きさなどを調べる)」 の二つが中心になります。検査結果がでるまでに1週間~10日程度かかる場合もありますが、検査自体は1日で済むことが多く、苦痛もありません。
下記症状に悩まれている方、健診で甲状腺腫大を指摘された方は、内分泌代謝科専門医が在籍する当院にご相談ください。